道路・交通

田園と都市の更なる交流を求めて、道路交通の充実を目指す私たちは、コスト低減の極限を探る提案を心掛けます。道路走行景観シミュレーションや鳥瞰図、写真等による自然景観保全設計を行い、自然にマッチした快適な道路計画を作成します。道路構造物、交差点、道の駅、改良、埋設、遊び歩道等の多彩な経験があります。

主な実績

【ニールセンアーチ、道路景観、橋梁景観、ローゼ橋、自然環境、平面交差】

（社）日本鋼構造協会東北地区
「優秀作品受賞」

バスケットハンドル型ニールセン橋
橋長　85.0m
全溶接型
設計施工管理

本業務は、「名取グリーンポート計画」の一環として、将来の幹線環状線の役割を担う道路で丘陵地の総合運動公園と、市街地を結び、健康保安林内を通過する、延長2.1kmの道路詳細設計と、それに伴う橋長85mの橋梁予備・詳細設計である。

保安林の解除面積が少なくなる様に、また農業実践大学校に隣接する事より、騒音・振動の点をチェックして、道路線形を決定した。

橋梁設計は、沢の自然環境を壊さない様に、また景観を考慮して、工法と形式を比較検討し、ニールセン橋に決定した。

【橋梁設計・道路詳細設計・保安林解除及び林地開発申請他】

周辺の景観とマッチしたニールセン橋（遠景）

本線の中間地点（盛土部全景）

いこいの森管理橋（全景）

本業務は、遠刈田温泉商店街の近代化をはかり、経営安定と向上をもとめる26人の組合員による、手づくりの街づくり事業の一環として始まった。

商店街の前面道路である県道は、度重なる車道部分のオーバレイの結果、歩道よりも15cm～20cm高い段差を生じた。

県の大河原土木事務所と協議の上、車道を下げることが出来、バリアフリーの歩道整備を実現した。

設計は、専門家と組合員によるワークショップ方式で進められ、「自分の店の前の歩道は、自分の家の庭であり、管理も自分達で行う」という合意形成により、植栽計画においては、一般的な道路植栽ではなく、「前庭」を意識した四季折々の草花主体の計画となった。

計画延長　L=220m
道路幅員　全幅約13m（車道7.0m、歩道2.5m～3.5m）

【地域高規格道路、立体交差、用排水路、補強土擁壁、箱型函渠設計】

表彰

仙台工事事務所「優良業務施工会社」

概要

一般国道４７号は、バイパス設計として詳細設計及び用地買収完了後、鳴子名生定地区において地域高規格道路へと事業の変更が行われた。

用地内の変更に伴い、全線擁壁構造で計画をした。

工期短縮及び事業推進の効率化のためデジタルデータ等を活用し成果品を納めた。